骨髄バンクドナー休暇制度整備のお願い
2019-8-7
骨髄移植ドナー休暇制度とは、骨髄・末梢血幹細胞提供に要する期間、通常の年次有給休暇等とは別の特別休暇を取り扱うことで、社員がドナーになった際の就業上の負担を軽減する制度のことです。
1.骨髄・末梢血幹細胞提供の現状
骨髄・末梢血(まっしょうけつ)幹細胞移植は、白血病などの血液の病気を治すための有効な治療法です。毎年約10,000人の方が白血病などの血液の病気を発症し、そのうち約3,000人の方が骨髄・末梢血幹細胞移植を必要としています。現在、約9割以上の患者さんにドナー(提供者)が見つかっていますが、移植を受けられる患者さんは約6割にとどまっています。この理由の一つとして、骨髄バンクを介して骨髄・末梢血幹細胞を提供する場合、ドナーは提供後の健康診断に至るまで、7日間程度通院・入院する必要があり、休暇等を取得しなければならないことが考えられています。
2.骨髄移植ドナー支援事業
千葉県では、公益財団法人日本骨髄バンクが実施する骨髄バンク事業において、骨髄・末梢血幹細胞を提供された方を対象に助成金を交付します。(※各市町村で内容が若干異なります。)
詳しくは下記URLからホームページをご覧ください。
https://www.pref.chiba.lg.jp/yakumu/kotuzui/kyuukaseido.html
http://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/kenkou/kikaku/kotuzuidonasien.html
【お問合せ】
千葉県健康福祉部薬務課企画指導班 TEL 043-223-2614 FAX 043-227-5393
千葉県骨髄バンク推進連絡会 事務局 北村 美和子 TEL/FAX 043-497-5083